過熱水蒸気を発生させ、省エネ・低コスト・高効率な暖房機です。
水質浄化等で用いられるRO膜を利用して、従来よりも省エネルギー・低コストで加熱水蒸気を発生させる事ができます。
URO凝縮熱暖房機で作られた過熱水蒸気は、冷やされるときに凝縮熱が放たれ、遠赤外線が作物体内に入ることで、作物自体を温めることができます。
ヒートポンプ式暖房機では暖かい空気を送るだけですが、URO凝縮熱暖房機の過熱水蒸気は、熱が伝わりやすく、分散しやすいため、温室内を均一に温めることができます。また、作物体の内部まで温め、作物体へのストレスを軽減し、病気の発生を抑えることもできます。温度のムラがなく、結露しにくいため、適度な湿度を保つことができます。
過熱水蒸気が分散して遠くまで熱を運ぶため、ハウス内で新たにダクトを設置する必要はありません。
URO凝縮熱暖房機を設置するだけで使用することができます。
温室内の空気を循環しながら殺菌することで、病気の発生を抑える効果があると評価されています。
この技術を応用して、リハビリテーションや老人ホームなどの院内感染を防ぐ装置としても活用されています。
作物体が体内からしっかり温められることで、生育期間が短くなり、収穫量向上が期待でき、品質も向上します。
ピーマン 10~20% 回転率の向上
キュウリ 10~15%
トマト 10~15%
ピーマンの場合、石果が少ないなど
種類 | 離乳豚 |
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日齢 | 46日齢 |
室内温度 | 26.8℃ |
室内湿度 | 76.0% |
臭気強度 | 1,150 |
豚の平均体温 | 36.0℃ |
DG(増体量) | 403g/日 |
UROの部屋と比べると元気がない感じが見受けれられます。平均体温も低めです。豚舎内もじめじめした感じで、若干こもった匂いがします。ガスブルーダーに関しては使用しています。
種類 | 離乳豚 |
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日齢 | 40日齢 |
室内温度 | 27.1℃ |
室内湿度 | 70.0% |
臭気強度 | 700~800 |
豚の平均体温 | 38.0℃ |
DG(増体量) | 441g/日 |
子豚の活動も活発で豚房に満遍なく広がり体温も対象区と比べて2℃程高くなっている。又、肥育環境に於いて、湿気も感じられず、匂いも軽減されていました。又、ガスブルーダは使用していません。
寒くて1日中ガスブルーダーの下で固まっている。
(室内温度21.4℃)
URO電源を付けて5分後には動き出し、食事をする様になった。
(室内温度21.4℃)
暖房機では指先など末端まで暖まるまでに時間がかかり、温度が上昇すると共に室内の湿気が失われている事が分かります。
URO暖房機では、遠赤外線効果により指先などの末端まで暖まるのが早いです。